63歳男性です。(趣味トライアスロン、運動習慣あり)
3年前の健診からRF定量が20~30と若干高めで、今年2020年10月のドックでは63となりました。
さらに、11月初旬のランニング後から両膝に痛みと軽い腫れが1か月以上続いているため整形外科~リウマチ科を受診したところRFは100を超えていました。
診断は、RFは高いものの抗CCP抗体はじめその他の抗体検査はすべて陰性で、その他炎症もなく、X線や触診の結果などから関節リウマチではなく、変形性膝関節症の一種とのことでした。
リウマチではないというのは良かったのですが、そもそもRF定量がここ数か月で急激に上がったのはどのような原因が考えられるでしょうか?何か注意しなければならないことはあるでしょうか?
また今後リウマチとなるリスクは高いのでしょうか?
1件の回答があります。
伊藤 淳
<医師>
回答日時:2020/12/22 06:59
RFは関節リウマチのほかに、慢性肝炎、慢性心内膜炎など慢性炎症で、あがります。また、健常者100人中5人程度で、RFは陽性となります。RFのみをあまり気にしない方がよいと思います。近年、高齢者でも趣味が運動で、体を過度に鍛える人がいます。関節軟骨は、40歳が過ぎれば、老化は始まりますので、ランニングなどは、自分で体の痛みを作っていると理解すべきです。